皮膚科
アトピー性皮膚炎

【症状】
お肌が乾燥してかさかさしたり、皮膚に炎症が発生して赤くなったりぶつぶつができます。
ひどいと全身真っ赤になったり、ヘルペスなどが合併することもあります。
症状が強いとかゆみが強く、眠れないなど日常生活に支障がでる場合もあります。

【原因】
もともとお肌のバリア機能が弱い肌質・体質のために生じます。
そこに乾燥したりストレスがかかったり、花粉やダニ・ほこりなどのアレルギーがある(増悪因子といいます)とより悪化してしまう方もいます。

【当クリニックでの治療法】
アトピー性皮膚炎の方はバリア機能が弱いので保湿で肌を保護することが大切です。
皮膚炎・痒みがでたら、こじらせる前にすぐにぬり薬をぬって治療しましょう。
また増悪因子をなるべく取り除くことも大切です。

残念ながら皮膚炎が慢性化してしまった場合は、しっかりとぬり薬をぬってゆっくりと中止していき、病気の勢いをしっかりと沈静化することが大切です。長期戦にはなりますが、がんばって治療しましょう。

また、最近は飲み薬や注射など新しい治療も増えています。
重症な方などはその方に応じて治療方法を相談し、強い治療が必要なときは大きい病院へ紹介する場合もあります。
荒れているのに慣れてしまっている方や諦めている方がまだまだいますが、諦めずに治療していけたらと思います。

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